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2019.04.22
成長の三要素経営全体図

人が育ち、利益・売上アップ!成長の三要素による『飲食店経営』法 第14回
前回までは成長の三要素経営の根幹をなす「経営理念の浸透」を見てきました。経営理念の浸透が土台です。経営理念をどれだけ浸透=実践している人が増えるかが大きなポイントです。今回は改めてもう一度「成長の三要素経営」の全体をおさらいしてみましょう。
成長の三要素経営の目的
成長の三要素経営の目的は「経営理念の実現と追求」をすることです。経営理念とは経営者の想いです。こういう会社にしたいという想いを実現・追求するのが成長の三要素経営を行う目的です。
成長の三要素経営の目標
「経営理念の実現と追求」を行うためには会社の成長が不可欠です。会社の成長とは「利益のともなった売上増加の継続」言い換えるならば増収増益の継続企業になることです。成長=増収増益が継続しなければ経営理念(想い)の実現と追求はできないのです。ただ、数字はあくまで経営理念の実現と追求をするための目標です。数字を追いかけることが目的ではありません。
目標を達成するために
会社が成長し続ける(増収増益の継続)ためには「お客様」しかいません。お客様に喜んでいただく、満足・感動していただく以外に会社が成長し続けることはできません。常に会社・店舗で働く一人ひとりがお客様に喜んでいただく、満足・感動していただくためにどうしたら良いかを考えて行動し振返ることなのです。
働く一人ひとりがお客様に喜んでいただくには会社・店舗での「経営理念の共有と実践」が第一です。そして、次に「人間関係作り」です。いかに一人ひとりとの「絆(きずな)」をつくっていけるかです。その次に「チーム作り」です。チームを作り、強い連帯感をつくるかが大切になってきます。店舗では「経営理念の共有と実践」⇒「人間関係作り」⇒「チーム作り」が大切になってきます。
成長の三要素経営の全体図
成長の三要素経営の全体図は【図】のようになります。

とてもシンプルですがこれを一つひとつ進めていくことで確実に成果につながります。まずはこの全体図を理解することです。「経営理念の共有と実践」は今まで見てきました。ここからは「人間関係作り」と「チーム作り」の考え方と具体的なやり方を見ていくことにしましょう。
<ポイント>成長の三要素経営の全体を理解すること!