経営に役立つコラム

Column

2020.07.03

人の定着の実践、仕組化①10分間オリエンテーション

飲食店

人が育ち、利益・売上アップ!成長の三要素による『飲食店経営』法 第40回
前回まではパート・アルバイトの採用についてみてきました。今回は採用後について考えていきましょう。(図1)採用後に大切なのは、いかにやめさせないか、早期離職を防ぐ=定着率を上げるかです。

定着に向けて

店舗において「人」の安定はとても大切です。人の安定がQSCの安定を生み、お客様に店舗で喜んでいただける、そして満足していただける土台となるのです。業績の良くないお店ほど定着率が悪いです。働く人が不安定、常に入れ替わっている状態だとQSCが安定しません。お客様に対して常に一定以上のQSCが提供できなくなります。QSCが安定しなければ当然お客様はお店から離れていくことになります。
また、定着率が悪いと採用コストやトレーニングコストが増加し利益を圧迫する原因になります。売上・利益両方にマイナスの影響を与えることになります。

定着に向けての第一歩

では、定着に向けて何をしたらよいのでしょうか?それは「オリエンテーション」です。入社されたスタッフに対して最初に時間をとって不安を取り除くことです。ここが定着に向けての第一歩です。自社・自店の考え方を伝えてから実際の仕事・業務に入るのか、それともいきなり仕事・業務に入るのかでは経験上、定着率が大きく変わります。オリエンテーションをしている店舗としていない店舗では離職やその後のトレーニングの進行度合いに影響してくるのです。誰もが入社した時は不安です。不安なまま仕事・業務をいきなりさせてしまうと離職原因になるのです。まずは不安を取り除くこと、そのためにオリエンテーションを行うことです。

10分間オリエンテーション

オリエンテーションをしようと思ってもなかなか時間がとれないこともあるでしょう。それでも例え10分行うだけでも効果があります。オリエンテーションといっても難しく考えることはないのです。一番大切なのはお店の責任者である店長が時間をとって入社された人とコミュニケーションを取ることです。このオリエンテーションは是非、店長自ら行って欲しいのです。店長が行うからこそ短時間で効果がでます。

オリエンテーションで何をすればよいのでしょうか。それはお互いの紹介(人間関係づくり)とルール、やって欲しいこととやってはいけないこと、を伝えることです。お店でやって欲しいこと、例えば当たり前だが、あいさつをする等の簡単なルールがあればそれを伝えることです。また、反対にしてはいけないこと。遅刻や無断欠勤はしてはいけない等も伝えることです。そして、お店を一周し働いている皆に紹介することも大切です。不安になるひとつは誰が誰だかわからず声を掛けにくいというのもあります。働いている人に店長が「今度はいった○○さんです。よろしくお願いします。」と紹介していくだけことです。このちょっとしたことをやるかやらないかが、定着するかしないかの分かれ目です。時間にしては10分程度で構いません。いままでオリエンテーションをやっていなかったならば(図2)のように簡単なところからはじめていきましょう。

<ポイント>定着に向けての第一歩は「オリエンテーション」を行うこと!

落合嘉寛

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落合嘉寛

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