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2019.11.11
ものの見方・考え方の習得(2)

人が育ち、利益・売上アップ!成長の三要素による『飲食店経営』法 第26回
前回は成長の三要素経営組織づくりの「③ものの見方・考え方の習得」についてみきました。今回も「③ものの見方・考え方の習得」についてさらにみていきます。前回は考え方中心でしたので今回は具体的な取組みをみていきましょう。
- 1ものの見方・考え方
- 2目的思考・仕事の組立・相手側からの組立
- 2-1目的思考を強める
- 2-2仕事の組立
- 2-3相手側からの組立

ものの見方・考え方
成長するには「考える力」を強くすることが大切です。そのためにも「ものの見方・考え方」を習得していくことが必要です。改めてですがものの見方・考え方は次の3つです。内容については前回のメールマガジンを参照してください。
目的思考・仕事の組立・相手側からの組立
目的思考を強める
目的思考を強めるには「なぜか?どうしてか?」と考えることをくせづけることです。例えば自分のお店を見たときに「なぜ、言ったことが伝わらないのだろう?」「どうして、季節メニューが売れないのだろうか?」と考えます。そして大切なのは1回考えて終わりにするのではなく、何回も考えることです。一日一回お店のなぜを考えることを行うとよいでしょう。また、何かをするときに「なんのためにするのか」を考えることも大切です。目的思考が強い人はつねに「なんのために」を考えています。
仕事の組立
仕事の組立は何かを取り組むときに目的・出口・具体的なスケジュールを考えることです。例えばフェアーをやると決めた時にまずはどんなフェアーをやるのか、なんのためにやるのか、結果として何を達成したいのか(数字の出口があるとさらに良いです)、目的と出口(目標)を達成するために何をするのか、誰がするのか、どの順番で・いつからいつまでにを具体的にしていくことです。組立の力が強い人はつねに目的・出口・具体的なスケジュールを考えています。そして、行った後に必ず振返りをしています。
目的思考と仕事の組立を強くするには上記のことを行うとともに必ず書く(またはパソコンで打つ)ことで見える化することがポイントです。頭の中だけではそれぞれの力が強くなりません。めんどくさがらずに必ず書く(またはパソコンで打つ)ことで力が強まります。
相手側からの組立
相手側から組み立てるのは「相手に聴く・確認する」ことを意識します。相手がどう思っているのか?どうしたいのか?等を聴くことです。上に立てば立つほど伝える・話をすることが多くなります。聴くことです。そして、確認します。確認は相手にしゃべらせることです。「わかった?」と聴くのではなく「これから何をするのか言ってみて?どうしていくのかな?」と聴くことで相手の理解度がわかります。聴く・確認するをくせづけることです。
<ポイント>ものの見方・考え方を身につけるには具体的な行動をくせづけること!