経営に役立つコラム

Column

2022.02.10

自律人財の育成・考える力の強化

コロナが収束したとしてもマーケット縮小の時代(人口減少・少子高齢化)とともに質の時代は続きます。誰も経験したことのない時代を乗り越えるのに大切なことの一つは、前回みてきました社内の価値観を共有することです。次に大切なのは一人ひとりの考える力を強くすることです。自ら考えて行動し成果へ結びつける自律型人財の育成です。

前回の記事はこちら

価値観の統一

年を明けてもマーケット縮小の時代(人口減少・少子高齢化)とともに質の時代は続きます。お客様、取引先様がより「質」を求めてくる時代です。この時代を乗り越えていくには社内の価値観を共有することが大切です。「理念」がより大切になってきます。

それぞれの会社には経営者が大切にされている価値観があります。常日頃、経営者の方々はそれを言葉や行動で皆さんに伝えています。会社の規模が小さい時には良いのですが規模が大きくなるにつれて、言い換えるならば働く仲間が増えるにつれて言葉や行動で示すだけではなかなか浸透しません。

答えの見えない時代

コロナもマーケット縮小の時代も、誰も経験したことがありません。今までのやり方が通用することと通用しないことに分かれてきています。今まで成果の出たことが出なくなるかもしれません。この時代を乗り越えるには、一人ひとりの考える力を強くすることです。誰か一人が考えて指示するのでは、乗り越えるのが厳しくなってきています。皆の知恵を集めることが大切になるのです。皆の知恵を集めるには、一人ひとりの考える力を強くすることです。

考える力が弱いと

皆の知恵を集めるには考える力を強くすることです。その前に反対に考える力が弱いと次のようなことが起こります。

・言ったことは行動するが自分では動かない。
・受身で言われるのを待っている。
・先々を考えることがなく目先の仕事に追われている。
・仕事の組立が弱く、自分で抱え込んでしまう。
・部下の育成が苦手、育成よりも自分でやってしまう。
・周りとの人間関係づくりが弱い。
・チームにならない。
・部下に指示が正しく伝わらない。
・被害者意識=誰か何かのせいにする。言い訳が多くなる。
・ネガティブ=できない理由、やれない理由を見つける。
・視野が狭くなる。
・学ぶことをしない。

これでは、そもそも知恵を集める前に仕事がうまくいかない状態になってしまうのです。

考える力を強くするために

考える力を強くするためにはどうしたらよいのでしょうか。具体的な取組みは次の3つです。

①日々の振返りを行う。

振返るということは考えることです。振返りをくせづけることで考える力が強くなります。一日終わったときに「自分がお客様(取引先様)にできたこと」「自分が働く仲間にできたこと」を振り返らせます。お客様や取引先様と直接関与しない部署であれば「自分が他部署にできたこと」を振り返ってもらいます。できたことを振り返るには考えなければでてきません。できなかったことはすぐに思いつくのですが、できたことは考えないとでてこないのです。毎日振返ることで考える力が強くなります。

②質問を投げかける。

伝えるよりも質問することを増やします。質問することで考えさせることです。
質問する⇒相手に考えさせる⇒相手に答えてもらう⇒質問する・・・を繰り返します。考える力が弱い人は自分に対して「質問」をしていません。「質問」をしてあげることで考えるようになります。最初は「質問」したときに相手の答えがずれていたり、返ってこなかったりすることがあります。それは考えていないからです。答えがずれていても、また返ってこなかったとしても怒らずに接することです。次の時に同じ質問をしていくと、次第に考える力が強くなり的確な答えが返ってくるようになります。

③意見を発表する場をつくる。

発表する際には考えなければいけません。発表する場をつくることで考える力が強くなります。また、発表する内容をさらに事前に書いてもらう(パソコンで打ってもらう)と効果的です。書き出すと考える力が強くなります。言語化するには考える力が強くなければならないからです。

これらの具体的な取組みを行い、一人ひとりの考える力を強くすることです。

考える力が強くなると

・相談報告連絡が増える。
・提案が増える。
・話がわかりやすくなる。
・人から言われたことを受け止める。
・ポジティブ=できる方法を考える。
・当事者意識=自分がどうすればいいかを考える。
・常に夢目標がある。
・視野が広くなる。
・自ら学ぶ。

ということが起こります。
価値の共有の次には考える力を強くすることです。

<ポイント>考える力を強くする人材育成を行う!

落合嘉寛

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