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今回は「成長の三要素経営の根幹」についてみていきたいと思います。前回お伝えしたように(図1)が成長の三要素経営全体図です。この全体図を捉えながら進めていきます。

新型コロナウイルスでわかったこと
新型コロナウイルスは誰もが経験をしたことがないことです。何をしたらよいのか、どうしたらよいのかがわからない状態でした。その中で「成長の三要素経営」を実践されている会社様に共通していたのはこの状況化でどうしたらよいのか、何をしたらよいのかを考えて行動されていたことです。それが経営者だけでなく、また経営幹部だけでなく、管理者も皆考えて行動したことです。
今回はっきりとわかったのは厳しい時代を乗り越えるのはやはり「人」であるということです。「人」を育てていた会社様が厳しい状況を「皆」で乗り越えていく「強い会社」になっていたのです。
成長の三要素経営の根幹
成長三要素経営の根幹は「人」を育てるところにあります。全体図にもあるように「目的」=理念の実現と追求を行うには一番の土台は「人」です。一人ひとりが成長し続けることにより、会社が成長し続けるのです。そのためにはいかに人を育てていくかがポイントになります。
人を育てる
「人を育てる」とは「仕事を教える」ことだけではありません。仕事を教えることは絶対に必要です。ただ、仕事を教える・仕事ができるだけではダメなのです。いくら仕事ができても自分のことばかりを考えている人=自分中心の人であったらどうでしょうか。結果的にチーム・組織にならないのです。仕事ができる人を増やすことも大切です。ですがそれ以上に周りのことを考える人を育てることが大切なのです。自分勝手な人ばかりでは厳しい時代に乗り越えることは難しいでしょう。
人を育てるための取組み
では周りを想う人を育てるためにどうしたらよいのでしょうか?
それは「考える力」を強くすることです。考える力が強くなると、いろいろなことに気づくようになります。また、自分がどうしたらよいのかと当事者意識が強くなります。次回は「考える力」を強めるとどういうことが起こるのかと「考える力」の強め方をみていきましょう。
<ポイント>
成長の三要素経営の根幹は「人を育てる」こと!